現在、各種CBT試験において時計を試験会場内に持ち込むことはできなくなっています。(ほとんどの試験科目で持ち込めないと思います。)
よく質問があることは、
「時間はわかるんですか?」
ということです。
これに関しては、
現在時刻がCBT試験を行なっているモニター上に表示されることはありませんが、制限時間(あと何分残っているか?)は画面上に表示されるので把握することができます。
なぜ、CBT試験中に腕時計を持ち込むことができなくなっているか?
簡単に解説しておきたいと思います。
今までの試験とCBT試験の違い
今までのように受験者さんが一斉に会場に集まって、一斉に試験開始するような試験であれば試験内容、開始時間、終了時間は同一でした。
しかし、
CBT試験はスタート時間は決まっていますが、受験されている試験も様々です。
つまり、試験科目によって試験時半は同一ではないので、終了時間も同一ではないのです。
それでは、余計に時間を確認するために時計が必要なんでは?
となるわけです。
パソコン上で残り時間が表示されます
パソコンを使って試験を受験するメリットは、
好きな時間帯に試験を受験することができるということです。
今までのように一斉に試験開始する訳ではありませんので、それぞれのパソコン上に残り時間は表示されています。
パソコン上の残り時間は、
- 試験を開始したタイミング
で、減っていきます。
ただし、現在時刻は表示されておりません。
スマートウォッチの存在
CBT試験においては、残り時間は表示されています。
上記理由から時計の持ち込みを禁止している訳ではありません。
なぜかと言うと、
アップルウォッチをはじめとするスマートウォッチの存在が理由です。
スマートウォッチは通信できる
アップルウォッチをはじめとするスマートウォッチは、もちろん時計機能は有していますが、それ以外に通信、通話など様々なことができます。
この通信できてしまう点が、試験に持ち込めなくなっている大きな理由です。
- 試験情報の漏洩
- カンニングなどの不正利用
こういったことに利用されかねないと言うことが理由で、スマートウォッチは持ち込めません。
それなら、普通の時計ならいいんじゃないの?
となる訳ですが、さらにシンプルな理由が別で存在します。
スマートウォッチ、普通の時計の見分けがつかない
受験中に腕時計をつけていたとします。
それが普通の時計かスマートウォッチなのか?見分けがつかない場合があるんです。
アップルウォッチなどの液晶を持ったスマートウォッチであれば、見ればわかります。
でも、
アナログの針のタイプのスマートウォッチならどうでしょう?
このような、普通の時計のような見た目をしていてもスマートウォッチだった場合。
正確な判断がつかず、持ち込みを許してしまう場合があるかもしれません。
腕時計は持込できません
上記理由から、
一律で腕時計の持ち込みは禁止されております。
普通の時計を持ち込むことが禁止されていると言うよりも、スマートウォッチの存在が大きく、そのスマートウォッチがパッと見て判断できない可能性がある。
そのため、腕時計は持ち込み禁止になってしまった。
と言うことです。
試験開始前にロッカーに入れてください
現在、時計はスマートフォンなどと同じ扱いになっております。
スマートフォンと同様に、腕時計は試験開始前にロッカーにしまってください。
万が一、時計をされたまま受験されますと不正受験とみなされる場合がございますのでご注意ください。
残りの制限時間は画面上に表示されるようになっております。
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